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Dec 19, 2016

おはなとおしゃべり

きみの“Will(意思)が、Will(未来)になる

Text by Ai / Photo by Mikako

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おはなは だまっているようで

じつは とっても おしゃべり上手。

こころがぐるぐるしたときは

おはなのこえをきいてみましょう。

***********************

☆こんにちは:) 

*こんにちは:)

☆今日は雪だね。


*そうだね。雪は、起こったすべてのこと、真っ白に包んで、大地に溶かして、染み込ませてくれる。また新しい春が巡ってくる前に。そうやってできた地層が、“きみ”といういのちを育てて、咲かせる土壌になる。

☆うん。いろんなことがあったけど、“今ここ”にいることが、とってもうれしくて幸せなんだ。

*そっか、よかった:)覚えてる? この間おしゃべりした時、きみは、「こうしなきゃ」っていう気持ちに追われて、「まだ咲いてない」ってもどかしさと不安を感じていたよね。


☆そう、そうだった!

*言ったでしょう、「きみはもう咲いてるんだよ」って。


☆うん。あのね、思ったんだ。自分の中の「しなきゃ」に追い詰められて、怖くて、崖っぷちまでいった時に、「もういい!! だって、できないし、そもそもしたくない!!!」って。そしたらね、何かがスポンって抜けて、楽になった。「あ、わたしは、そのまんまでいいんだ」って、思えた。そしたら、いろんなことが動き出したの。


*ね:)時給とか、スコアとか、数字に換算できなくても、きみが生きて、放っているものは、ほんとうに素晴らしいんだよ。だから同じように、愛となって豊かさとなって、きみのもとに戻ってくる。きみも、他の誰でも、みんなそうなんだよ。

☆長い間、自分の存在意義がわからなかった。誰かと生きるために海外に来て、そこから離れて、英語も仕事も何もかも無力で、自分が誰なのか。

*きみが無力だったことなんて、ほんの一瞬でさえないんだよ。

☆そっか、そうだね。

*でもね、そうやってきみは、たくさんたくさん感じてきたから。逃げずに受け止めてきたから。闇の中でさえ、光を見失わずに。ぼくらがいつも抱きしめていることを、きみはどこかで知っていたから。

☆うん。ありがとう。だから今、こうしてここにいる。


*そうだよ:)


☆でも、それを知らずに苦しんでいるひともたくさんいる。

*彼らも、ほんとのほんとは、知ってるんだよ。忘れているだけ。思い出すまでの過程の中に、たましいが学ぶことがあるから。だから、どんなステージも無駄じゃない。たとえそれが、他から見て“間違っている”ように見えても。誰かを傷つけているように見えても。正負はないんだ。ただ学び合うための役割を分かち合っているだけ。

☆それは、たましい同士が決めてきてるの?


*そう。何千回、何万回、“今ここ”に生まれてくる前に繰り返してきた生の中で、お互いに約束して、バランスを取り合っている。それが“ソウルメイト”って呼ばれるもの。

☆愛し合う約束もしてきてるの?

*そうだよ。

たましいは、愛そのものでしょう。その“愛”を、肉体という容器の中で、地上の制約の中で、どう表現するかを学び合うために、ふたつの命は惹き合う。恋に落ちて葛藤したり、家族になってぶつかり合ったり、それを超えて、さらに愛し合って、お互いのエネルギーと肉体が混じり合って、また新しい命を地上に誕生させる。

それはね、かみさまの創造と同じくらい尊いクリエイションなんだよ。かたちを持った命であっても、かたちを持たない波動であっても。


☆そうだね。。

*宇宙の最初の“意思”を、“Will”を、きみたちひとりひとりが、つないでいくということ。どんな営みも、一見、残酷で悲惨に見えることですら、すべてが愛を学ぶため、愛であることを思い出すために、たましい自身が選んだ体験なんだよ。

☆戦争や殺人でも?

*究極的には、そう。“今”という地点だけで見たらどんなに“非道”なことでも、長い長い、宇宙の時の中で眺めたら、その痛みによって流された血が、新しい命の脈流につながっている。その役目を、自ら担うたましいもいるということ。

☆そうなんだね。


*どうしようもなく悲しいと思う。怒りに満ちる。それを感じて、自分がどう生きるか、自分の人生で何をカタチにしていくか、それがきみたちの“使命”なんだよ。命をどう使うか。

きみが今ここにいるのは、きみがきみの血を流しながら、こう生きたいと叫んできたこと、それが宇宙に届いたから。

そして今、次は喜びでもって、何を放ち何を叫ぶか、それがいつかのきみを創っていく。“そこに行くだけ”なんだよ。

☆うん。これからが楽しみ。

*ね:)あのね、愛を学ぶために誰かと惹き合うのは、互いの“Will”の叫びが、互いの“命”を呼び合うからなんだよ。命の意思が合致したとき、そのひとびとは共にいる。

「こう在りたい」「こう生きたい」っていう“Will”のパワーは、何よりも強く、きみの生を創る。かみさまのクリエイションと同じ。

ホロスコープや、占星術や、他のいろんなことは、ガイドにすぎない。どんな道順で、どんなやり方でいくか、アドバイスやコツでしかない。もちろん大切にするべきことだけれど、それ自体がきみの“生”だと勘違いしないで。

☆そうだね、時々心配になったりしちゃうけど。


*きみの生は、きみが創る。きみのWill(意思)が、Will(未来)になる。


☆うん。

*だから怖れないで、愛して。

☆うん。わかった。

*きみを愛してくれているひとが、そうしているように。

☆そうだね。

*たましいが共にあることの素晴らしさは、言葉や行動だけでは測れない。生まれたての赤ちゃんを、他の何かと比べる? 今ここにある、尊い、美しい、命の融合を見て。どんな出逢いも、出来事も、同じことなんだよ。

☆うん。あのね、わたしは、わたしの言葉と命を、それを知らせるために使っていきたいんだ。それがわたしの“使命”なの。

*きみは、もうとっくに、ちゃんとそれをやってるよ:)

☆そうだね:)ありがとう。ありがとうたくさん。

*こちらこそ、ありがとう:)

☆これからもよろしくね:)

*いつでも:)愛してるよ。

☆愛してるよ。わたしを、わたしの大切なひとたちをいつも守ってくれて、ありがとう:)

*もちろん! ずっとね:)

☆:)

*:)

Mikako Chiba / 撮る人

バンクーバーを中心に活躍するフォトグラファー。ウェディングやエンゲージ、ファミリーフォトなど、その人の内側にあるストーリーやキラメキを写し出す写真たちは、見る者の心をあたたかく震わせる。人物写真はもちろん、やさしく切なく物語を紡ぎ出す風景写真にも定評がある。

http://www.mikakochibaphotography.com/

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SasakiAi
コピーライター/ライター/作家として、ことばで人を幸せにする仕事をしています。近年は、絵本「まっくろ鳥とんだ」、ショートストーリー「Ku: Cafe in Vancouver」をはじめ、絵本や小説など、たましい にやさしく語りかける物語を日々創作中。www.lovelyoreo.com/ また、海外に興味のある人をサポートするウェブメディア「StartS」の編集長としても活躍中!http://media.skypiea.ca/
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