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Dec 3, 2018

頭蓋骨調整への旅

~直感に従う~

Photo & Text by Koto Tadahiro

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僕は普段からあらゆることを直感で判断することが多い。

それは一瞬の判断。
いつの頃からか直感に頼ることが多くなってきた。

それは投げやりな判断ではなく自分の中できちんとした判断であるという感覚があるのだ。
あらゆる場面でそれが働く。

実はこのコラムもオジャさんからオファーがあった瞬間に何も考えず直感で参加することを決めた。
こうやって書かせていただいているのもとても楽しいしオファーを受けて良かったと思っています。

これも直感に従った結果だ。

特にその直感が冴えるのが仕事の時間。

毎日何人もの人とコミュニケーションを取っているといろいろな情報を感じることが多くなる。
気分、健康状態はもちろんのこと、生き様や人柄。
たくさんの人と触れ合うとそういういろんな情報が刻まれていく。
僕はそれを活かして仕事をしている。

僕のサロンは予約制なので次回の予約を取った方以外はほとんどの場合電話での受付が中心。
そうすると特に初診の方の場合は100%電話からの予約です。

ちなみにインターネットからの予約をやっている同業者の話だとインターネットからの予約はキャンセルが多いそうです。
予約をしておきながら来ないとか直前のキャンセルが多いようで皆さん困っている様子。
簡単で気軽にポチッとするだけだから逆に簡単にキャンセルもしやすいのでしょう。
これでは経営が安定しませんね。

そう考えると直接話したり電話を掛けるという行為そのものがその方のやる気を誘発しているようにも感じます。
整体においてクライアント自身のやる気というのは時として我々のテクニックも凌駕することがあります。

なのでやるきがあることが治癒への第一歩だったりします。

そういうわけで電話でのクライアントの覚悟の判断が大事になる。
お電話をいただいた時に感じた印象というのはまず間違いない。
実際にご来院された時にお会いしてみると電話の特に感じたことと同じことを感じます。
電話でも人柄が伝わっているんですね。

そういう経験が何百回何千回と続くと直感が冴えてきます。

電話でもこの方は治りにくそうだなぁとかちょっと攻撃的だなということを感じる時は電話であらかじめクアライアントの具合を聞き僕のやっている整体の説明を入れたり中にはお断りする方もいらっしゃいます。
今まで直感に反して大丈夫かなぁ…と思いながら予約を入れた方とお会いすることもありましたが、自分とは合わない方、治りにくい思考の持ち主が多かったという印象です。

もちろん整体という仕事の中でも直感が生きてきます。

身体は個人差がすごくそれぞれの使い方の結果が今に出ています。
言ってしまえばクライアントそれぞれの歴史の積み重ねです。

そこに我々整体師が介入していくわけですがこうやれば必ず治るという術はありません。
そこは体を丁寧に診ていく必要があります。

クライアントの体を見て触って聞いていくとどこかで共通点や類似点が見つかってくるのです。

それを何千人、何万人と触れていくことでわかってくることがある。
その知識や経験が蓄積して感じらる範囲が広くなり経験に厚みが出てくる。

つまり我々の目や耳から情報が脳へ入ると過去の経験、知識、現在の状況から感情を司る脳の【大脳基底核】と言われる部位が瞬時に反応するのです。

それは、とてつもないスピードで処理されるそうです。

一説によるとその判断はなんとスーパーコンピューターよりも早いとのこと。

その一瞬での判断、それが直感の答えなのでしょう。

 

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KotoTadahiro

KotoTadahiro

1971年東京生まれ。大学卒業後2つの会社、フリーライターなどの経験を経て26歳の時に直感的に整体業界へ。 整体の専門学校を卒業後5年で6か所にて修行。 2004年横浜市日吉にて独立開業後自由が丘、奥沢にてサロンを展開。 2016年屋号をK-styleから整体サロンSolecka(ソレシカ)に変更。 頭蓋骨の研究を始めて約10年。独自の頭蓋骨調整法で全国よりクライアントが集まる。施術家向けのテクニックDVD作品を出すのと同時にコトー流の整体をマスターした療術家を育てるべくセミナーを12ブランド展開して後進の育成に努めている。
KotoTadahiro

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コメント1件

NoBU NoBU | 2018.12.05 19:29

見えないもの、伝えられないものの中に本質があるように思います。しかし、科学は、見えるもの、説明できるものを扱いますから、どうしても本質とのギャップが生じますね。

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