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Jun 27, 2016

スパイス日記

オレガノ

Photograph & Text by Tamako Louie

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皆さま如何お過ごしですか?バンクーバーは昨年同様暑く乾いた夏になると予想されているのですが、6月中は小雨交じりの肌寒い日が多く、夏のドレスやサンダルの出番はあまりなかったので残念。7月に入り晴れの日が多くなるようなのでこれからに期待したいとろこです。反対に日本ではすでに気温が30度を超え、熱中症に注意しないとならない季節に入ったそうで、皆さま夏バテに気を付けて夏を乗り越えて下さい。

そこで今日はそんな暑い時にぴったりなオレガノティーのお話しです。「オレガノ」は別名、ワイルドマジョラムと呼ばれ、原産はヨーロッパ、シソ科のハーブです。魚料理や肉料理、特にトマトやチーズを多く使うイタリヤや地中海のお料理には欠かせません。レシピには良く登場する一般的なハーブなのでキッチンに常備されている方も多いと思います。通常は開花時期に枝から切り取り、乾燥させて保存、細かく刻んだりミルで挽いたりしてお料理に使います。使用する前に乾燥した葉を揉むと一層香りが引き立ちます。

他のハーブやスパイス同様、「オレガノ」も古くからその効用が認められいたようで、

・古代エジプトでは腐敗を防ぐ為にミイラを作る時の腐敗防止剤に入れらていた。

・古代ローマの料理本には”ソースを美味しくするスパイス”と記載されている。

・中世ヨーロッパではお部屋の浄化やアロマとして床掃除や家具の艶出しに利用。

・ギリシャでは亡くなった方の魂を平安に導く為に墓場に植えられていた。

などなど、ちょっと調べただけで色々な使い方が見つかります。一般的には、殺菌効果、弱った胃腸の回復、消化を助ける、頭痛に良いとされています。

丁度この時期には可憐なピンクの花をつけるのでこれをドライフラワーとして楽しむ事も出来ますし、ギリシャでは幸福のシンボルとして結婚式で使われる冠や髪飾りにオレガノやマジョラムが人気です。

さて、オレガノティーですが、ちょっとスパイシーで爽やかな香りがこの季節にはぴったり、風邪の症状には乾燥したオレガノ+ペパーミント+タイム、頭痛にはオレガノ+フィーバーフュー(夏白菊)+菊花の組み合わせが良いそうです。ミントのような薄いグリーンにスーッとする香り、もちろん乾燥したハーブを利用するも良いのですが、オレガノはとても育てやすく、ベランダのBoxでも簡単に栽培できるので、フレッシュなオレガノティーにも挑戦してみて下さい。フレッシュなオレガノはさっと洗い、汚い葉や汚れをのぞいたら少し揉んで、ポットに入れてお湯を注ぎ煎じます。色や香りがしっかり出るのでオレガノだけでもリラックス効果大です! 香りが強いので、少量から試してお好みの香りに調整しながら楽しんで下さい。

暑いからと言って冷たい飲み物ばかりだと体内温度が下がり消化不良や免疫力が落ちて疲れが取れず夏バテしてしまいますから、ハーブティーは温かいままで、特に食後やお休み前のリラックスタイムにぜひ温かいオレガノティーで夏の疲れを癒して下さい。

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Tamako Louie

Tamako Louie

パステルシャインアート・セラピスト、オーラソーマ&現代レイキプラクティショナー 東京でのOL生活をへて結婚と同時にカナダへ移住。オーラソーマでの体験をきっかけに、レイキ、エネルギーワークを学ぶ。 近年は癒しと浄化を促すヒーリングアート「パステルシャインアート」を通しての活動にも力を入れている。
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