Magazine
Aug 1, 2016

スパイス日記

シナモン

Photograph & Text by Tamako Louie

tamako_2

夏も盛り、日本では「もう暑さにうんざり・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか? バンクーバーは冷夏?で、太陽の出番が少なく比較的涼しい夏を迎えています。こちらはクーラーを自宅に備えているお宅は少ないですから、このくらいの温度の方が体には楽で寝苦しい夜もほとんどないので今のところ助かっていますが、眩しい夏の日差しがちょっと恋しいです。今年の立秋は8月7日だそうで、暦の上では秋という事になりますけど、まだまだ暑さが続きますから皆さまご自愛ください。

さて今月は「シナモン」です。シナモンの甘いようで少しスパイシーな独特の香りは私も大好きで、御菓子作りや飲み物に良く登場するスパイスです。一般的に使われるシナモンは中国産のチャイニーズシナモンと呼ばれるカシア種とインドネシア産のセイロンシナモンに分けられますがどちらもシナモンという名称で出回っているので、産地や香りで見分けて下さい。どちらもそれぞれ特徴があり、用途によって使い分ける事もできます。現在世界のシナモン生産はインドネシア産が45% 中国産が35%くらいを占めており、インドネシア・スマトラ島のシナモン栽培が有名です。

チャイニーズシナモン(カシア)

香りと刺激が強く、ストレートな味わい、カレーや煮込み料理に良い。

桂皮のコルク層を除去しないので肉質が厚く、パウダーでも粒が荒い。

セイロンシナモン

繊細な風味、香りがまろやかで甘い芳香が強い。御菓子作りや飲み物に合う。

桂皮のコルク層を除去する為、パウダーの粒子が細かく溶けやすい。

シナモンの特徴を調べてみるとなかなか興味深く、シナモン栽培や収穫の様子を見てみると面白いです。因みに”ニッキ”って呼ぶ方もいらっしゃると思うのですが、ニッキはチャイニーズシナモンをさし、カシアの事をニッキ(肉桂=ニクケイ→ニッキ)と呼ぶというのが有力ですが、当て字なのかもしれませんが日桂と書き、日本産のものだけがニッキだとう説もあります。いずれにしてもニッキとシナモンの大きな違いはシナモンが皮を使うのに対し、ニッキは根っこの部分を使い辛みが強いいうのが特徴です。中国では、香木を「桂」と言い、カシアの樹皮が厚いことから、肉桂(にっけい)となりました。

そして香りを楽しむのはもちろんですが、効能としては強力な殺菌作用、抗菌、防虫効果、痛みを和らげてくれる沈静効果があげられます。

「シナモン」と聞くとお菓子やベーキング用と思う方が多いと思いますがChichken料理Jerk Chichkenのレシピをご紹介します。ジャマイカを中心としたカリブ料理の代表選手、夏のBBQにぴったりなJerk Chicken。とにかく色んなスパイスを混ぜこぜにしてマリネしたり、スパイスを擦りつけて焼くだけなので簡単、お外でBBQできない時にはオーブン焼きにしてもOKです。

 

Jamaican Jerk Chichen

Dark Rum                     2 Tbsp

Olive Oil                        3 Tbsp

Lime Juice                    2 Lime

Honey                            4 Tbsp

 

Salt(Sea Salt)                2 tea sp

Balck Pepper                 1 tea sp

 

Ground Cinnamon        1 Tbsp

Garlic Powder                1 Tbsp

Thyme                             1 Tbsp

Rosemary                       1 Tbsp

Allspice(*注)             1 Tbsp

Ground Ginger              1 Tbsp *ジンジャーパウダーでもOK

Nutmeg                           1 tea sp

Puprika                           1 tea sp

 

このお料理もスパイスの組み合わせが色々あるのでネットで調べてお好みのマイ・レシピを楽しんでみて下さい。私は初めてレシピを見た時、シナモンの分量が多いのでどうなる事かと自信ないまま作ってみたら、甘い香りがなんとも食欲をそそる良い味に仕上がったのは発見でした。スパイシーがお好みな方はHabaneros等のペッパーを加えてみて下さい。

 

(*注)オールスパイス

シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから。 別名をジャマイカペッパーといい、クリストファー・コロンブスによってジャマイカからヨーロッパに持ち帰られた。 ウィキペディア

tamako_1

 

 

 

The following two tabs change content below.
Tamako Louie

Tamako Louie

パステルシャインアート・セラピスト、オーラソーマ&現代レイキプラクティショナー 東京でのOL生活をへて結婚と同時にカナダへ移住。オーラソーマでの体験をきっかけに、レイキ、エネルギーワークを学ぶ。 近年は癒しと浄化を促すヒーリングアート「パステルシャインアート」を通しての活動にも力を入れている。
Tamako Louie

最新記事 by Tamako Louie (全て見る)

Comment





Comment