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Oct 3, 2016

和なこと体験記

神無月

~能舞台でアセンション

Photo  & Text by Megumi Nishijima

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私事ですが、先日鎌倉能舞台にて、コラムニストの辛酸なめ子さんと、バシャールの教えを楽しく伝えるコバシャールさんのトークライブを主催いたしました。

能にはまったく詳しくなく、かつてバシャールが来日した際に講演を行った会場だから……という理由でこの会場を選んだのですが、下見に訪れた際、そのエネルギーの高さにびっくり! 「エネルギーあたり」というのでしょうか。湯あたりみたいにしばらくぐったりしてしまうほどでした。

鍛錬を重ねた方たちだけが上がることのできる特別な舞台ですから、やはり神聖な場なのですね。

そしてトークライブ当日、幸運にもリハーサルの際、能舞台の職員の方から能について説明を聞かせていただく機会がありました。

能舞台には「揚幕」という花道の出入り口にかかっている幕があり、これには「あの世とこの世を隔てる」という意味があるそうです。

天狗や天女、怨霊たち。あの世の住人たちが揚幕を通り、この世へやってくる。舞台上は時間も、空間も超越した、まさに何でもありのパラレルワールド。見るものが自由に想像力を働かせて、解釈し、それぞれの世界を創り上げるのです。

「能舞台は、神様が降りてくる場所。五穀豊穣を祈る儀式から始まる演劇は、世界中を見ても能以外にありません。私たちの祖先は、古事記の時代から、こんなにスピリチュアルなエンターテイメントを作り上げてきたんです。そして、それを素晴らしい!と思える感性を、私たちはDNAの中に受け継いでいる。そのことを誇りに思ってほしいんです」

と職員さん。

彼女の口ぶりから、心から能を愛している様子、たくさんの人にこの魅力を伝えたい!という情熱が伝わり、私も気持ちが高ぶりました。

さて、トークライブでは、オープニングアクトとして尺八&舞のステージも。

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尺八奏者の織茂サブさんは、スペースシャトルにCDをのせて、実際に宇宙に飛ばされたというお方。幽玄な音色に、一気に会場の空気が変わります。

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尺八をバックに舞うのは、奥様の織茂真純さん。実は、過去コラム「葉月〜鎌倉でお点前拝見」に登場したヨガの先生が、彼女です。洗練された肉体から生み出される、しなやかで力強い踊り。その姿は、まさしく美しき「海蛇」でした。

なめ子さんとコバシャールさんのトークは台本なし&たいした打ち合わせもせず……だったにもかかわらず、さすが!な内容でした。

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コバシャールさんが宇宙船に乗ったときのエピソードや、アセンション(次元上昇)するために必要なこと、UFOを見るにはどうすればいいかなど、普通の人からするとトンデモな話が満載でしたが、ここは能舞台。時空を超えた世界。なんでもありのパラレルワールドですから、大丈夫です。

なめ子さんのツッコミ(いや、ボケか?)に、客席からもちょこちょこ笑い声が聞こえてきて、主催者としても一安心でした。

ただでさえ波動の高い場所でしたが、公演中はさらにすごいことになっていたらしく、職員の方も驚いていたようです。

コバシャールさん曰く、上空には宇宙船も来ていたとか……!

日本文化が持つ高いスピリチュアリティは、宇宙的に見ても賞賛に値するものなのですね。日本人に生まれたことを、改めて誇りに思った一日でした。

能について学びを深めて、また一年後に戻ってこようと思います。

このたびは貴重な経験を、ありがとうございました。


今月の教訓:私たちのDNAには、素晴らしい「センス」が受け継がれている


 

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Megumi Nishijima

Megumi Nishijima

文筆家、編集者、ヨガインストラクター、数秘リーダー。東京在住。 自分軸で豊かに生きる大人のためのコミュニティ「hatobaの会」発起人。幼少期より物語や言葉の持つ力に惹かれ、現在は出版業界に勤務。25歳でヨガを始めたこときっかけに、心・体・たましいのつながりに興味を持つ。「地に足のついたスピリチュアル」をテーマに、五感で感じたことを大切にしながら、自分の思いや体験を綴っている。
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