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Dec 28, 2017

瀬戸内小豆島~心地よく向き合う

Instagram photogenic Island

Photo & Text by Hiroyuki Arimoto

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『恋のダンスパーティ』

私は福岡県北九州市の出身。

縁あって今、住んでいるのは日本の「OLIVE ISLAND」。

瀬戸内海で淡路島に次いで二番目に大きい島、「小豆島」。

 

2017年の新語・流行語大賞の年間大賞に「インスタ映え」が選ばれた。

Instagramに投稿する写真として見栄えの良さを意味するものだが、日本各地でも地元の良さを発信する手段としてソーシャルメディアを利用することが当たり前のようになっている。

現在のSNSプラットホームを比較するとアクティブユーザー数はFacebook海外20億人・国内2800万人、Twitter海外3億2800万人・国内4500万人、LINE2億1700万人・国内7000万人、Instagram海外8億人・国内2000万人である。

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『魔女の宅急便』

第4位に位置するInstagramであるが今後の飛躍でみると将来性は明るい。Instagramの特質すべきこととして、国内アクティブユーザーが2014年2月に日本語アカウントが開設してから2年8ヶ月で2000万人に到達しているというスピートの速さ、そして、その利用者が圧倒的に20代・30代であり、20代~60代の間でいえば、20代~40代でなんと82%以上のシェアを持っていることである。

地方でいえば、記者が来て、取材して写真を撮って帰り、やっと記事になり多くの人の目にふれていたものが、スマートホン普及などによりここ数年で大きく様変わりして、個々がInstagramなどSNSを利用して気に入ったものをリアルタイムで世界に発信できるようになった。いわば特派員記者が毎年増員しているようなものだ。

これによりどのようなことが起きるかといえば情報過多になり、選択する側の自由が拡大していることである。とくにInstagramの場合、投稿者はその記事の選択を獲得する位置づけとして「♡」を押してもらうために様々な努力をするのである。観光業でいえばある意味、SNSが観光の在り方を変えたといってもいい。

現在、小豆島は「photogenicな島」というイメージが広まっている。

これはほぼ「インスタ映え」と同じ意味で写真映えするということであり、若い人達が集い始めたということが認識できる。

古き良き小豆島がお年寄りから団塊世代、そして若い人達に移行して訪れてもらうためにはSNSは不可欠であり、この変化のスピードに付いていかなければ、もののすべてから置き去りにされていくことも有り得る。

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『愛のボラード』

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ArimotoHiroyuki

ArimotoHiroyuki

一般財団法人岬の分教場保存会 専務理事 / 小豆島映像支援実行委員会理事 / 一般社団法人小豆島観光協会理事 / 小豆島町観光協議会副会長 / 四国ディスティネーションキャンペーン小豆島誘致実行委員会本部長 / 一般財団法人一本のクギを讃える会理事 / 故高峰秀子家アドバイザー/ 1962年福岡県北九州市生まれ。 観光施設二十四の瞳映画村の再生立て直しのため、平成12年に民間人より常勤役員として登用される。映画「八日目の蝉」、ドラマ「二十四の瞳」、CM「ダイハツ第3のエコカー」、「トヨタパッソ」などの数多くの映画・ ドラマ・旅番組・CMに関わる一方、施設内に1950年代日本映画黄金期ギャラリー、ギャラリー松竹座映画館や邦画シネマアートウォールの建設をし、古き日本映画の普及活動に力を入れる。また、音楽分野では女優島田歌穂によるミュージカル「二十四の瞳」東京公演・小豆島公演、日本最大ゴスペルクワイヤであるアノインティッド・マス・クワイヤーによる棚田を背景にした農村歌舞伎舞台でのゴスペルプロデュースや、スタジオジブリや映画監督・俳優などを用いたトークイベント「喋楽苦」、木下惠介生誕100年ひとつ木の下プロジェクト事務局や人気舞台 劇団☆新感線を映像化したゲキ×シネを小豆島で上映するなど地方から中央へ発信することを基本に活動する。
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