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Feb 5, 2020

頭蓋骨調整への旅

~右膝内側半月板手術による長期休業~
Text by Tadahiro Koto

9月に階段を踏み外し受傷した右膝。

踏み外すという表現も大袈裟なくらい段差の無い場所だった。

当初は痛くないと思っていたが数日後から右膝だけでなく右足全体が自分の足とは思えないほどパンパンに腫れあがったのでドクターのところへ。

4回ほど膝に溜まった関節液を抜いて様子を見ていたが痛みが一向に引かない。

自分のテクニックを自分で施してみる。

痛みが激減した。

すごい!(笑)

階段は痛いが平地を歩くのは辛くない。

そうこうしているうちに2ヶ月が経過。

しかし膝の奥の方の痛みが消えない。

これは完全に半月板損傷の症状だなぁと諦めてMRIを撮ってみると案の定膝の半月板損傷の様子がわかった。

これは損傷というよりも断裂。

これはもう整体云々ではなく完全な怪我。

整体でどうにかなるものでもない。

手術しかない。

幸運なことにプロ野球をはじめとするプロスポーツ選手が手術する腕の良い病院を知り合いから紹介してもらったのでそこを受診。

その病院の先生の自信に溢れた立ち振る舞い、体への触り方、知識。

僕はその場ですぐに手術を決めた。

体を触る仕事においてやはり人への信頼感は大切である。

クライアントという立場になることでわかることもたくさんある。

そうこうしているうちにクリスマスに入院して翌日手術を迎えることに。

受傷してから約3ヶ月半。

僕は15年前に全身麻酔で死にかけたことがある。

その経験があったので手術も下半身麻酔ということに。

ということは意識があるのだ。

手術室に入るとドラマや映画で見るような光景。

ベッドの上にはたくさんのライトがある。

横になり体を丸くして背骨の近くに注射を打たれるとあっという間に足の感覚がなくなっていく。

どんどん体の感覚が薄らいでいくその瞬間だけは怖かったがあとは内視鏡の映像をモニターで一緒に見てドクターと話しながら手術を行うという僕からするとスペシャルな時間になった。

質問もたくさんして膝の解剖学的知識もシェアしてもらった。

僕は転んでもタダでは起きないですよ(笑)

術後2日後には退院してしばしのリハビリ生活。

すでに1ヶ月が経過。

まだ仕事には戻れないがなかなか充実した生活になっている。

自分で仕事をしてこんなに休むのは初めてだ。

収入も途絶えるのだからもっと不安になるかと思ったらそうでもなく毎日事務仕事をしたりゆっくり本を読んだり友人に連れ出されたりと普段できなかったことで溢れていた。

幸せはどんな状況でも感じることができるものなんですね。

※写真は私の膝のレントゲンです。

骨と骨の間の右側の黒い部分が裂けているのが見えます。

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KotoTadahiro

KotoTadahiro

1971年東京生まれ。大学卒業後2つの会社、フリーライターなどの経験を経て26歳の時に直感的に整体業界へ。 整体の専門学校を卒業後5年で6か所にて修行。 2004年横浜市日吉にて独立開業後自由が丘、奥沢にてサロンを展開。 2016年屋号をK-styleから整体サロンSolecka(ソレシカ)に変更。 頭蓋骨の研究を始めて約10年。独自の頭蓋骨調整法で全国よりクライアントが集まる。施術家向けのテクニックDVD作品を出すのと同時にコトー流の整体をマスターした療術家を育てるべくセミナーを12ブランド展開して後進の育成に努めている。
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