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Mar 2, 2021

発耳航海記

春の呼吸

Photo & text by Shala

いつもと違う方向を向いてメディテーションをした。
目を開けると、しばらく意識しておらず、景色の一部となっていた桜の木が浮き上がってきた。
あんなにたくさん葉をつけていたのに、裸ん坊になっていた。

いつの間に。寒かったね。声をかけてみる。

久しぶりだね。と聞こえた気がした。

木は、無理に葉を残そうとはしない。
時が来たら、どんなにたくさん葉をつけていても、手放す。
毎年毎年。
また新しい循環が始まるのを疑いなく知っている。
脳味噌がある私は、そんな当たり前のことをすぐに忘れてしまう。
あと2ヶ月もすれば、また思い切り可愛いドレスを纏った姿を見せてくれるだろう。

もう、春の呼吸が聞こえ始めている。

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Yuko Murakami

Yuko Murakami

宇宙のお仕事をするコラムニスト。 大学では教育学を専攻。元幼稚園教諭。カナダでのワーキングホリデーや バックパッカー旅、人生に登場してくれたたくさんの人たちとの出会いのお陰で段々と世界の見え方が変わる。からだと心とマインドのつながり、宇宙の真理、自然との共存、、、そんなことを学ぶのが大好き。 20〜22歳の時に精神的にどん底体験をする。そこから精神的な成長を求めてスピリチュアルジャーニーが始まった。ヨガ、ヒーリング、レイキ、気功、フラワーエッセンス、ホメオパシー、メディテーション、アロマ、シュタイナー教育、アーユルヴェーダ、ハーブ、などなど せっかく人間として貰っている命を思い切りエンジョイ出来る人が一人でも多く増えるように。そんなことを様々な視点からお伝えしていけたらと思っています。
Yuko Murakami

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コメント1件

アバター sumiko Hui | 2021.03.03 2:25

木は、無理に葉を残そうとはしない。
時が来たら、どんなにたくさん葉をつけていても、手放す。

いいですねぇ。この言葉。

終活中の老婆

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